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痛いの飛んでけ~


10月とは思える、暖かい日に恵まれております。

半袖、半ズボンであります。

んだもんで、先ほど、お医者から帰って来たのだった。

傷んでいるふくらはぎを診てもらって来た。

土曜だというので、病院の待合室にはいっぱいの人。

整形外科なので、ジサマ、バサマの多いこと。

個人病院であるからして、いっぱいといっても、ざっと見で20人くらいだろうけれど。

入口のドアをビクビクしながら押して入り、まずはカウンターで、


     可愛いっ♡


受付のおネエさまに一目ぼれ。


「初めてですかぁ?」

「童貞です♪」


     バシッ!


あいててて。。。


「ここにかかるのは初めてですかぁ?」

「たぶん、2度目だったかと思いまそ」


おネエさま、棚にぎっしり詰まっているカルテ中から、屁散人のものを探している。


「いつころになりますかぁ?」

「たぶん、3,4年前になる・・・かも、みたいな」


かかった記憶があるけど、いつだかは思い出せない。

おネエさま、さらに激しくカルテを探す。

んで、屁散人、ふと思った。

何年か前に、背中のオデちゃんを絞ってもらったのは、同じビルにある別の病院ではなかったか。

きっとそうだ、そうに違いない。

今見てるカウンターと感じが違う気がする。


「あ、あのう・・・。もしかしたら、こちらは初めて鴨・・・かも♪」


というと、おネエさま、激しく嬉しそうに笑ったのだった。

カルテがない、なんつたら重大問題に発展する可能姉妹だからに違いない。

土曜なので、大待ち覚悟で行った。

この病院は、1階が診察室で、2階がリハビリ室になっているようだ。

次々に2階からジサマ、バサマが降りてきて、支払いの順番を待っている。

ジサマもバサマも地元の顔見知りが多いので、病院と言うよりも、老人の「110円親睦会」みたいな感じだ。

110円というのは、ジサマ、バサマがどのような治療を受けて来たのか分からないけれど、払う金額は、たいてい110円なのだ。

受付の目の前で座っていたから、これはハッキリ聞こえた。

リハビリの料金なんだろう。


「あら~、受付のカウンターに乗っている薔薇、綺麗ねぇ♪」

「え?」

「ほらぁ、あそこの薔薇、綺麗でしょ」

「え?」

「だからね・・・」

「わたし、耳遠くてよく聞こえないんだよ」


「110円親睦会」は、バサマ同士の話もしじぇん声がでかくなる。

110円組がぞくぞくと上から下りてきているとき、屁散人が診察室に呼ばれた。

マスクしているからよく分からないけれど、屁散人よりも少し年下の先生に見えた。


「どうしました?」

「こーしました」


     バシッ!


「えと、1週間前にジョギングしてた時、ふくらはぎが急に痛くなったのです」

「ちと、見せてください」

「あい」

「なぜ、ちんこなんか出すんですか!」

「ええっ?違うの?」

「当たり前です!知っててやってんでしょ、あんた」


作務衣を着て行ったので、裾からまくりあげると、先生は、この辺は痛いですか、この辺は?とあちこちふくらはぎを触って行った。


「軽い肉離れですね」


という。

スネやふくらはぎが腫れているのは、脚はいつも下にあるからで、上に向けておくとよいということだった。

上に向けておくっていったって、なかなか実行するのは難しい。

立ってるか座ってるかがほとんどだからだ。

まずは、肉がつながるまではあまり動かないこと。

痛みがなくなったら、徐々に運動を開始しても良いこと。


「それと、動く時は、サポーターでふくらはぎを締めておくと良いですね」


という。


「あのー、先生」

「可能ー、先生♪」

「おっ! 先生もシャレが好きなんですねぇ~♪」

「おバカな患者に合わせてるだけです」

「1年半前に階段から落ちて、右腰を傷めたんです」

「ふ~む・・・」

「んでもって、その1週間後くらいに武山(たけやま)に登ったんです。その時に今と同じふくらはぎが痛くなったんです」

「良かったじゃないですかぁ♪」

「せんせの言う事とは思われませぬ」

「あひひ、すんまそん♪」

「その腰の痛みと、ふくらはぎの痛みとが、なんらかの関係があるんではないかと、屁散人は、粛々とかよーに思っている次第なのだった」

「議長っ!異議あり!」

「え?屁散人って、議長?」

「レントゲン撮りましょね~♪」


ということで、年増の看護婦さんに、隣のレントゲン室へ導かれた。

長方形の台に透明なガラスが一枚敷いてあり、真ん中に、テープみたいので白い中心線が貼ってある。


「履きものを脱いで入ってください」


     バシッ!


「なんでパンテを下ろすんですか!」


屁散人にとって、脱ぐと言ったらパンテしかない。


「枕を頭にして仰向けに寝てくださいね。それから・・・」

「それから?」

「パンテを下ろす時は、あたしと二人っきりになったときにしてね♡」


筒状の白い枕を頭に当てる。

作務衣は着たままである。

すぐに先生が現れて、カメラの位置を定める。

先生が屁屋を出るや否や、


「はい、息を大きく吸ってぇ、吐いてぇ~」


という声が聞こえ、すぐに撮影は終わった。


     あれ?


と思う。

フツー、レントゲン写真を撮るときには、あすこのあたりを、鉛の前掛けで覆うんじゃなかったっけ?

歯医者みたいな、あんな超局部的なレントゲンを撮る時でさえ、鉛の前掛けをするのである。

んなのに、あすこ丸出し、丸儲け的にレントゲン撮影していいもんなんだろうか。

それとも、先生は、屁散人を一目見るなり、


     あー、屁散人はもう種なしだかんね、いいの、ほっといて♪


と判断したんだろうか。

この辺は、どーなってるんだろ。

それはまぁ、いいとして、看護婦さんは、


「今度は横になってくださいね。楽な方でいいですから。脚もまげて、根性もついでに曲げていいですよ」

「根性は、もう曲がってま~す」

「一目で分かるよ、んなこと!」


ということで、看護婦さんにお尻の匂いを嗅がれる姿勢で、レントゲンを撮ってもらった。


「はい、それじゃ待合室で待っててください」


と先生に言われ、大人しくふかふかの椅子に座る。

オデちゃんが、ちと心配になる。

脚を組むと、ちょいと当たるのである。

サンデー毎日を読んで待っていると、しばらくして、先生に呼ばれた。

今、写したばかりのレントゲンフィルムが、机の上の透光板(っつの?)に貼りつけてある。


「う~む・・・」

「な、なんか悪いところでも・・・」

「ふぅ~、んーーーん・・・」

「セ、センセ、はっきり言ってくださいよー」

「えとですね、ほら、ここの腰から1,2,3番目辺りまでの骨が曲がっているでしょう」


レントゲン写真で見ると、腰骨から上に向かって数番目ほどの間の骨がくにゃっと曲がっていた。

Sの字だったか、逆Sの字だったか思い出せないが、とにかく曲がっている。

素人目にも、これはおかしいと思わざるを得ない。

んが・・・。

あろーことか、先生の説明を覚えてないのだった。

忘れまい、と一生懸命聞いたのだけれども、はっきり覚えてないのである。

で、たぶんこーだったであろう、という先生の診断を書くけれども、ホントにそーだったかどうか、全く自信がない。

思いつくままに書いてみる。


 ①左ふくらはぎは、今は軽い肉離れで痛んでいるのである。

  サポーターを着用すること、足先をなるべく上にあげていること。

  痛みが収まるまで、あまり動かないこと。

 ②屁散人が言う、左ふくらはぎに時折つーんと走るような痛みは、神経痛なのである。

 ③L5、S3とかいうムニャムニャ神経の系統?があって、それが刺激されて、腿裏からふくらはぎが痛むのであろう。

 ④神経痛であれば、ふくらはぎに触っても痛くないはずだ。

  んなのに、痛いでしょ?

  んだから、今回の痛みは神経痛ではなく、肉離れ。

 ⑤屁散人は、脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)である。

  重いものをもったり、山に登ったり、長く歩いたりはしないように。

  もしそーしなければならない時は、腰にコルセットを着けること。

 ⑥将来、腰が痛むようなことがあれば来院すること。


たぶんこの辺だったろうと思う。

脊柱管狭窄症は、あまり自信がないが、「狭窄症」という言葉が耳に残っている(ような)気がするので、たぶんこれも間違いはない(であろう)と思う(みたいな・・・)。

一所懸命記憶しようとして、先生の話に耳を傾けているのに、このありさまである。

ジジィの、


     初めてのお使い~♪


は、なんとも言えず悲すぃ~。

考えてみれば、将来、腰や神経がが痛むようなことがあれば来院してチャブダイ、っつことは、このケガ(病気)は年齢とともに進行してゆくのが確実であるにもかかわらず、今の段階での治療法はなく、医者としてはお手上げ状態であり、患者も一緒にお手を上げましょう、ルンルルン♪っつことに他ならない。

悪くなってからよりも、この段階での治療の方が、もっと効果があると思うのだが、現段階の医療では治療の方法が、ない・・・。

つまりは、見捨てられたようなものである。

んが。

んが、んが、んが!

だはは~、屁散人は負けないのだった!

見捨てられたところから、研究と工夫と酒盛り熱狂が始まるのだった。

原因がわかれば(なんつか、あいまいに先生の話を覚えてるからなぁ、確信とはならない)、当たらずも遠からず、みたいな治療法・解決法が見つかるんじゃなかろか。

見つからないかもしれないけど、最低限、それで退屈することはないだろな。

痛い、痛い、って言いながら退屈してるヤツ、あんまし見たことないもんな。

人間の体は、不思議~♪

自分の体だって、自分がこしらえたもんじゃないもん。

誰が言ったか知らないけど、


     我れ以外、みな我が師なり


という言葉がある。

屁散人は、これにもう一つ加えたい。


     我れ以外、みな我が師なり。我もまた、我が師なり♪


そろそろ我が師、お尻のオデちゃんが、噴火しそーな雰囲気になって来ました。

手窪にすっぽり収まる大きさになって来たもんね。

我がオデちゃん師におせーてもらわねばなりませんな。

な~ん♪





[ファーストフード]お体重セット(目標:朝の腹ペコ体重=64キロ 7月5日開始)

     昨夜の満腹体重=67.7キロ(当初70.8キロ比 -3.1キロ)

     朝の腹ペコ体重=66.7キロ(当初68.5キロ比 -1.8キロ)

 
[わーい(嬉しい顔)]第3弾 昨日のお貯め(日本国語大辞典購入!目標47,250円 8月31日開始)

     お投入=415円~♪

     ご累計=16,315円~♪

白い花・脚のむくみ 002.JPG

屁見庵に今、盛んに咲いている花。
蔓性の花で、他の植物に覆いかぶさるようにして咲いている。
何と言う名前なんだろなぁ・・・。






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コメント 4

hirochiki

とっても難しい名前の病名ですね。
とにかく、ご無理をなさいませんように。
お大事にして下さい♡
by hirochiki (2010-10-17 05:42) 

あおばばばぁちゃん

病名を聞くと重病のようですが、禁酒令がでたわけではなさそうで、
それはよかった。

うちですねの肉離れになったひとは、使わないで早く治すために、しばらくのあいだ松葉杖だった。あの階段だとそれじゃあ暮らしていけないね。

by あおばばばぁちゃん (2010-10-17 08:21) 

屁散人

→hirochikiさん

あい、書けと言われても書けないしね。
骨の模型で説明してくれたけど、なんだか良く分かりません。
ほんとに脊柱管狭窄症って言われたかどーかもおぼつかない。
どーしましょねぇ、あひひ♪

by 屁散人 (2010-10-17 10:10) 

屁散人

→あおばばばぁちゃん

幸い禁酒令は出ませんでしたな。
これは光栄、万々歳であります。
松葉杖はいいんだろね。
仰せの通り、階段だからちとねぇ。
上りより下りが痛みますね。

by 屁散人 (2010-10-17 10:12) 

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