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こんぬづは、ムカちゃん♪


夜明けのヒグラシの第一声とともに、谷戸から風が湧きあがってきた。

んが、それも一時的なもので、ピタッとやんでしまった。

暑くなりそーだな、今日も。

昨日は、パソ屁屋にムカちゃんが出た。

屁さしぶりのことである。

パソに向かっていると、向かいの壁を7~8センチくらいのムカちゃんが這い上っている。

机に常備してある、割り箸をもって立ちあがり、ムカちゃんを挟もうとすると、


     いやん♪


と首をふって、壁の割れ目に入り込もうとする。

すかそ、割れ目ちゃんはムカちゃんには狭すぎて滑りこめない。

その瞬間をねらって、割りばしで挟んだのだが、んまく身をくねらせて逃げられてしまった。

本棚に、ぽたん、と音を立てて落ちて、それから行方不明。

屁散人は消えたムカちゃんに叫んだ。


「あのよ、今度出たらよ、食っちゃうからな。もう、来んなよっ!」


これでダイジャブ。

最近のムカちゃんは、ちゃんと言う事を聞いてくれるのだ。

そのお告げの通り、2度と昨日は現れず、今朝も姿は見ない。

仲間うちに、


「屁散人ちに入って見つかったら、食われちゃうぜ!」


といううわさが確実に広まっているのかもしれない。

これも前に昆虫料理研究会の人々が屁見庵に来てくれたおかげ。

虫たちにとっては、恐怖の会である。

朽木に潜んでいても、地中に隠れていても無駄である。

会の人々の嗅覚は鋭い。

いつ何時、自分たちが料理されちゃうか分からない。

茹でられたり、素揚げにされたりして、人間のお腹に入れられちゃったらたまんない。

噂はうわさを呼び、それで屁見庵の周りには、虫が少なくなっているのかもしれない。

そーいえば、こちらに引っ越してきた時には、浴槽に毎朝、ダンゴ虫、蟻、オオゲジ、ムカちゃんなどが50匹ほど沈んでいた。

それが、年々減り、今では、何日かに1匹くらい、小さな虫が沈んでいるのみだ。

噂が虫たちに浸透したっつことであり、人間と虫との住み分けが出来て来た、ということだろう。

さて、また少し風が出て来たようだ。

柿の木が揺れ始めている。

そろそろおサンポに出よかな。




原爆忌の朝の。






[ファーストフード]お体重セット(目標:朝の腹ペコ体重=66キロ 7月5日開始)

     昨夜の満腹体重=69.2キロ(当初70.8キロ比 -1.6キロ)

     朝の腹ペコ体重=68.4キロ(当初68.5キロ比 -0.1キロ)


[わーい(嬉しい顔)]第2弾 昨日のお貯め(花笠祭へ行くぞっ! 7月1日開始)

     お投入=322円~♪

     ご累計=12,624円~♪


屁見庵・動画 001.JPG

昨日の屁見庵の晩夏的濃い朝(10時前くらい)。






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