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コロボックルに逢いに行く


ついさっきまで、大きな蜂が一匹、ぶゎ~~んと大きな羽音を立てながら、2階のパソ屁屋に飛んできて、壁をカリカリかじってた。

何で壁(土壁)なんかかじるんだろかねぇ。


「あんたこんなとこ来ちゃいけないの。ネ、ずっとそこにいると、シュッ、しちゃうからね。あんたそこにいると屁散人、ビビるから、恐いんだからネ、出て行ってネ、チャブダイネ」


と説得を試みたものの、そんなことには動じず、気のすむまで壁をかじって、勝手に外へ出て行きました。

何とも金長官・・・緊張感のある一日の始まりであります。

昨日は、コロボックルシリーズででお馴染みの、佐藤さとるさんの家にお邪魔してきた。

ガリちゃんが用事があるっつことで、浦賀の鰻『梅本』の大将夫妻と一緒に行ったのだった。

佐藤さんのお宅は、戸塚の小高い丘の上にあり、道路から少しくだったところにあった。

母屋とは別に書斎があり、そこに入ると、しばらくして佐藤さんが奥から現れた。

180センチはあろうかと思われる大きな方で、色が白くて端正な印象だった。

奥さんも相手になってくださったので、3時間も居座っちゃったけど、イヤな顔一つせずつき合ってくださった。

それにしても、佐藤さんの記憶力の確かさには驚いた。

本牧の旧制中学に通っていたとき、保土ヶ谷から市電に乗るのだけれど、その駅名をそらんじているほどで、こういう具体的な記憶がそのまま文章になるんだなぁ、と感心したのだった。

佐藤さとるさんは、屁見出身である。

10歳の時まで屁見で過ごしている。

その時のことは『わんぱく天国』に詳しい。

屁散人、恥ずかしながら、じぇんぶ読んでないけど♪

屁見のお祭りのことも良く覚えていて、


「西三番の鉢巻きは黄色じゃなかったかなぁ」


などという。

この間の屁見のお祭りの写真を持って行ったら、懐かしがっていた。

屁見には10年前に来た切りで、もう一度屁見に行ってみたい、という。

ぜひそれは実現してもらいたいな。

帰りに車の中で、ガリちゃんが、


「わんぱく天国の道を作ったらどうだろか」


といった。

この本に出て来るゆかりの地や家に案内板を立てたり、マップを作ってみたらどーか、というのである。

大将夫妻の持って行った地図で、佐藤さんの生家が特定できたし、これは実現するかもしれない。

佐藤さんの御夫妻のお話をうかがっていると、それは汲めども尽きぬ湧水にひたっているようだった。

佐藤さんの公式HPは、↓。

   http://satoru-web.kids-book.info/


今月9日に『海の志願兵』という本が出る。

あ、明日じゃんけ!

佐藤さんの父親が遺した膨大な日記をもとに書いたもので、現物の日記は椅子の横に無造作に置かれてあった。

本については↓を参照してくだされ。

   http://www.kaiseisha.co.jp/newbook/new151.html



[わーい(嬉しい顔)]昨日のお貯め(目標金額:69,800円! TEACのオーディオを買うのだ!)

  ・投入~♪=135円~♪ 

  ・あと~♪=7,475円な~りぃ~♪

屁見お祭り 083.JPG

屁見のお祭り初日の夜、公園の仮設舞台で行われた英ちゃん一座の劇。
演目は「大工と鬼六」で、笑いが絶えず、子供たちの声援も楽しい。





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コメント 4

emuzu

おぉ~ぉ、、、梅本 d(⌒ー⌒)nice!!!

by emuzu (2010-06-08 14:48) 

屁散人

→emuzuさん

おぉ~、emuzuさんは、梅本をご存じですかぁ。

今度、じぇひご一緒したいですなぁ♪

by 屁散人 (2010-06-08 18:52) 

あめ

激疲れ中、うなぎ食べさせて~。
by あめ (2010-06-10 22:10) 

屁散人

→あめどん

代わりに屁散人が食べて来て差し上げましょう。
疲れている時にウナちゃんはお腹に重すぎます。
のね♪

by 屁散人 (2010-06-11 07:40) 

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