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哀愁の焼きそばサンド


今朝は穏やかに晴れてます。

昨日は、鎌倉に俳句の吟行に行ってきた。

鎌倉駅に10時に集合、先ずは6人で出発。

先日、風で倒れた鶴岡八幡宮の大銀杏を見、坂東観音霊場第一番の杉本寺へ行く。

ここで珍辰が追いついた。

このあと竹寺とも呼ばれる報国寺。

そして衣張山へ登り、昼食ということに。

3時ころから飲みだす予定だから、屁散人は、焼きそば卵サンドイッチと高菜のおむすび1個だけ買っておいた。

軽めの昼でよい。

リュックから、まずは焼きそば卵サンドを取りだす。

半熟の卵が、んまそーである。

ビニールを開き、サンドイッチを取り出し、目の前の海を眺めながら、お口にパクっと放り込む瞬間、


     ピシッ!


と人差し指にスルドイ痛みが走った。

瞬間何の事だか分からなかったが、目の前をトビがトビ去って行った。

サンドイッチを掴んで持って行ってしまったのだ。

スルドイ痛みは、トビがサンドをつかんだ時、屁散人の指もそのスルドイ爪で引っ掻いたからだ。

血がなかなか止まらなかったので、キックーおじさんがバンドエイドをくれた。

そすて、珍隊長は、


「さっきからトビが狙ってた」


と何事もなかったように、ほざくのである。

フツー、隊長なるもの、隊員が危機にさらされているときは、注意を与えるものである。

んがすかそ、珍辰は、


     ただ見ていた


のだった。

そすて、自分だけは安全な場所を確保して昼飯に食らいついているのである。

トビに餌を狙われたことはあるけれど、実際に取られたのは初めてだ。

鎌倉の海岸では弁当など結構やられてるらしい。

ここから釈迦堂の切通しへ向かう。

ちょっと道が分かりづらかった。

んが、珍辰は、


「んなよー、下に海が見えてるじゃんけ。そっちへ降りりゃいいんだ、そっちへ降りりゃよ」


と誰にも相談せず、すたこら急坂を下って行くのだった。

我々も仕方なしについて行く。

んでもって、下の道路に降りたら、釈迦堂の切通しはとっくに越えてきてしまっていたのである。

つまりは、あめどんが東京から来た連中に見せたい、と思っていた切通しを、珍辰はいとも簡単に省略してしまったのだ。

句会は大船の「観音食堂」でやった。

もちりん飲みながら、食いながら、である。

んなもん真面目腐ってやってられるかぁ、である。

痛風再発のジュエリ・八王子も後から自転車でやって来た。

さらに後から、暗~い顔をまんべんなく顔中にあふれさせて犬客がやって来た。

句会が終わった後、犬客が、


「保土ヶ谷に、んまい鰻屋があるからそこへ行こうよ。ぼくがおごるから」


というので、あめどん、珍辰も含め4人、わざわざ電車で保土ヶ谷の鰻屋へ行った。

んでもって、会計の時、屁散人は2,000円取られたのである。

「おごる」ということは、「2,000円払う」っつことだということをここで初めて学んだ。

実に実りある一日だった。

ほいでもって屁見庵に帰ると、あの一冊が届いていた!

1年半かけた『北澤瑞史の豊穣世界―秀句鑑賞』(藤沢紗智子著)がついに出来上がったのだ!

これについてはいずれ書く機会もあろうから、いずれ書くであろう。

待っててね~。

なはは~♪



●昨日のお貯め(目標金額:69,800円! TEACのオーディオを買うのだ!)

  ・投入~♪=?円~♪ 

  ・あと~♪=41,120円な~りぃ~♪

 ☆入れたと思うんだけど、金額を覚えてないから、保留~ね。


ヒヨドリ・鎌倉吟行 024.JPG

 トビにサンドイッチを略奪された衣張山頂上。
 風がものすごく強く、体が飛ばされそうだった。





タグ:吟行 鎌倉
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