佳境で～そ♪：お嫁においで～♪：SSブログ

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佳境で～そ♪ [編集]

バカバカしいのである。

もちりん屁日記のことである。

屁散人の年齢と言えば、功成り名を遂げた、っつ人であらなければならない。

たとえ、功成り名は遂げなくとも、お金は持ってる、っつ年代である。

んだけれど、自分勝手に生きて来た屁散人が、そーなることはあり得ない。

あすこも萎みつつあるのだった。

んでもって、お尻おできである。

こんなこと書いたら読者が減りに減っちゃうだろな～、とは思うものの、書くのを止められない。

屁散人の書くことは、あまりにも下品だからである。

でもしょうがない。

物事には勢いっつもんがある。

昨日は、とうとう歩くのも難儀になって来た。

歩くと、パンテとおできが擦れる。

擦れると痛い。

痛いので、とうじぇん歩みはのろくなる。

歩くとお尻に響くのだ。

そろそろ～っつ感じでしか歩けない。

同じ距離でも、いつもの倍くらいの時間がかかる。

びっこ引き引きである。

いよいよオデちゃんも佳境に入って来たようだ。

おまけにただ立っているだけも痛くなってきた。

大噴火が待ち遠しい

準備は万端、防御ナプキンもしっかりパンテにくっつけた。

　　　　　いつでもどこでも噴火せよっ！

って天に向かって叫びたい。

んが、

　　　　　痛い・・・

大体、しゃがむのが痛い。

んな時に限って、手元が狂って、お米を床にばらまいたりしてしまったりする。

床に膝をつけるまでが痛い。

一粒一粒拾ってる時が痛い。

そすて、拾い終わって立ち上がる時が痛い。

ほれからまた、こんなときに限って、ゴマちゃんから電話がかかって来る。

「あのよー、用事じゃないんだけどよ、ちょっと屁ぇさんに見せたいもんがあるからよ、いつでもいいから出ておいでよ」

「それって、用事じゃなくね？」

まだ噴火してないうちに、出来るだけ半身浴をしようと思って、至福の笑がほを浮かべて湯船に使っている時も、

「あのよー、何時ころ来んの～」

と電話がかかって来る。

行かないわけにはいかない。

っつことで、午後３時半前にゴマちゃん不動産へ行く。

すると、ゴマちゃんの車に乗せられた。

いつもなら、なんでもないことである。

ところがお尻オデちゃんは、ここでイヤイヤをする。

車のドアを開ける。

助手席に座るのであるからして、右のお尻からシートの上に乗せることになる。

右のお尻といえば、屁散人のオデちゃんの最重要拠点である。

拠点をいきなりシート乗せなければならぬ。

窓の上にある取っ手を握りしめ、力を籠め、オデちゃんへ、

　　　　　なんでもないからね～　痛くなんかないからね～

と優しく語りかけつつ車に乗る。

ゴマちゃん、笑ってる。

実にうれしそうだ。

屁散人は、とても悲しい。

そすて、長浦へ土地を見に行き（別に屁散人が買うわけではない。第一買えない）、でこぼこ道に合わせて、車の振動がオデちゃんを突き上げるのを必死に喜びつつ、んなことはお構いなしに、ゴマちゃんは屁散人を追浜まで乗せて走り（もちりん、屁散人は目的は知らない）、

「おれの作品がよ、横須賀中央で展示されてるから、車の中からでいいからよ、見に行くべいよ」

と逆戻り。

さらにオデちゃん激喜び♪

横須賀中央の美容室っつのか、その通りに面しているところに、ゴマちゃんの詩をワインボトルに彫ったのが、２０本ほど展示されているのだ。

それから屁見に帰り、車から降りる時がまた大変。

窓の上の取っ手につかまり、体を引きずり上げるようにして、足を地面に下ろす。

そすて、ゴマちゃんと分かれ、とぼとぼと屁見庵へ戻った。

この後はこれまでの繰り返しである。

　　　　　何をするにも痛い～

と書いておけば十分であろう。

車に乗ってるとき、ゴマちゃんに、

「おでき吸ってみ、んめよ～♪」

と言ってみたが、

「だ～れが屁ぇのおできなんか吸うかよっ！」

と冷たく一蹴されてしまった。

誰か吸ってくんねかな～。

もちりん若い女の子に限るけれど♪

んでもって、あろーことか今日は、ゴマちゃん、ピロちゃんと安針塚から屁見、汐入の山の中を一日かけて歩くのである。

ダイジャブかなぁ、というより、なんとかこの機会にオデちゃんに噴火してもらいたいと思う。

いままでの経験的痛さから言うと、この一両日が噴火日となる可能性は非常に高い。

薄皮一枚でぼよんぼよんに膨らんでいるもの。

んだから、勝負パンテの、

　　　　　ＤＶＤビキニパンテ灰色っ！

の内側にナプキンを貼りつけ、その上からずれ痛たたた防止、腰冷え防止用のボクサーパンテをはいて完ぺきを期し、果敢に攻撃してこようと思ってる。

いわばガードルだな。

なはは～、負けないぜ、屁散人！

すかそ・・・。

大噴火が起こり、この痛みが無くなっちゃうかと思うと、ちと複雑に簡単な感じがする乙女心になってしまうのでした。

なんでだろ～。

これから雨になんのかなぁ・・・。