分かれ道
朝早くから、コジュケイがまぁ、なんつか、谷戸に響き渡る声で鳴いている。
んとに、でっかい声だなぁ。
暖かくなってきて、コジュケイたちも気分がいいんだろう。
シジュウカラも囀り出したし、これから賑やかな時期が始まる。
ちょっと歩けば汗ばむ季節でもあるので、ダイエットにはいいかもしんないな。
屁散人は、家の中で座っていることが多いから、外に出たら出来るだけたくさん歩くようにしている。
ほいでもって、最近は、たとえ10メートルでもいいから、自分の知らない道を通るようにしているのである。
知らない道というのは、どこへ出るか分からない。
行き止まりかもしれない。
ので、ちびっと緊張する。
すかそ、思いがけず見晴らしの良いところにでたり、へぇ~、この道ってここにつながってたんだぁ、なんて新たな発見をすることがある。
屁見に引っ越してきた頃は、珍しさもあって、あちらこちら足の向くままに歩きまわったものだが、だんだん住み慣れて来ると、そういうことはメンドッチくなってやらなくなる。
んが、その分刺激もなくなるのだった。
んだもんで、また新たな刺激を取り戻すべく、
へぇ~♪
という喜びを味わうべく、べくべく歩くのである。
屁見に限らず、横須賀一帯は実に坂と階段が多いところで、自然、高いところへ向かって歩くことが多い。
また、行き止まりが多く、2車線ある広い通りだと思って行くと、突然階段になっているところもある。
通り抜けられるかなぁ、と思って100段も200段も上った挙げ句、人んちの玄関、なんつことはざらにある。
んが、その脇に、人一人やっと通れる小道がついていて、向こう側へ降りられた、なんつこともあるから、なかなかになかなかなのだった。
昨日は、また新たな道を行ったのだけれど、行き止まり。
すかそ、その脇に階段があり、それを上って人家の前を過ぎて行くと、松が生い茂っている公園みたいなところに出た。
右側の下は、若松町である。
道は尾根で、その脇に標柱が立っていて、
大勝利山
とだけ書いてある。
なんとも激しい名前だけれど、そのいわれが分からない。
日清か日露戦争の勝利記念らしくなくね?とは思うものの確信はない。
帰ってきてネットで見てみたら、日清戦争に勝ったことに感激した坂東善兵衞というおじさんが、私財を投じてこの山を開拓したとあった。
「開拓」という意味がちと分からない。
山を開拓して何をしたのだろうか。
山の中ほどにある豊川稲荷と関係があるのだろうか。
まぁ、すかそ、こんなものに巡り合えるのも、デタラメ歩きのお蔭である。
この先の道を右に曲がるか、左に折れるか、これで全く違う歩みになるのだ。
あの女と一緒になるか、この女と一緒になるかで、まったく違う一生になるのと同じである。 ←関係なくね?
一緒になれなかった屁散人をどーしてくれるんだっ!
青春返せっ!
金返せーーーーっ!
う、う、う・・・。
昨日のお貯め(目標金額:69,800円! TEACのオーディオを買うのだ!)
・投入~♪=228円~♪
・あと~♪=45,026円な~りぃ~♪
今朝の屁見庵からの眺め。全体的にもゎ~んとして、春だぁ~。
2010-02-24 08:19
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コメント(2)
何方にに言っているのでしょうか^^;
by emuzu (2010-02-24 16:36)
→emuzuさん
もちりん、自分に叫んでおるのでございます。
太陽に向かっても叫びたいっ!
by 屁散人 (2010-02-24 18:02)