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冬だ、芋煮だぁ!


何でもきっかけ、っつことがある。

なんかがあると、それに連れられてっつか、引きずられて、っつか泥縄式、っつかそんなことで、あんなことになることがある。

おととい、道志川の掘りたての里芋を貰ったのだった。

土の匂いが、ぷんぷんする新鮮な里芋だ。

水で泥を落としただけで、瑞々しいお肌が出てくる。

お肌、といえば、芋煮汁である。 ←違う気がする

芋煮汁といえばご存じ、山形県の郷土料理である。

あちらは、秋ともなれば、犬でも猫でもメメズでも芋煮汁なのだった。 ←ウソだね

河原に出かけ、出掛けられなきゃ、自宅で芋煮である。

その人気、コンビニでも芋煮セットが売り出され、コンロなんか無料で貸し出されるほどだ。

それだけ芋煮は山形の人にとっては、なくてはならないものなのだ。

つまりは、


     んまいっ!


つことである。

んだもんで、里芋を貰ったので、泥縄が始まったのだった。


     道志川の新鮮な里芋で、芋煮汁が食いたいっ!


と激しく泥縄となったのである。

屁見庵にあるのは、貰った里芋と大根、人参だけである。

あとは調達してこなければならぬ。

昼前に汐入のダイエーに出かけて、材料をかっぱらって・・・買ってきた。

生椎茸、ブナシメジ、エノキ、ナメコ等の茸類はもちりん、コンニャク、長ねぎ、牛蒡~♪をゲット。

そすて、そすて、そすて、あっ、あっ、あっ


     牛肉こま切れ504グラム、総計896円っ!


を買ってしまったのだった!

屁散人にとっては、前代未聞の大事業である。

興奮しないわけにはいかない。

鼻息が荒くならないわけにはいかない。

涙が出ないわけにはいかない。


     ったくー、んなことぐらいでビクビクすんなっつーのっ!


と気を失いながら、自分を励まし励まし、涙の牛肉2パック合計504グラム!を、


     こんにゃろーーーーーーっ!


っと鍋に投入したのである。

んまくないわけがない。


     あへ~、お屁さしぶりの、芋煮ちゃ~ん♪


んまいっ!

激しく、んまいっ!

ほいでもって、やげん掘の七味まで振りかけてしまったのだ。

さらに、


     んまいっ! んまいっ! んまいっ!


と連続に吼えざるを得た。

得ない。

のだった。

問題は、あまりにも興奮したがために、作り過ぎ過ぎてしまったことだ。

大鍋にあふれんばかりになってしまった。

んがまぁいい。

冷凍しておけば済む。

しばらくは、この興奮を味わえるではないか。

おおっ、そうだっ!

若いねぇちゃんに食べに来てもらえばいいのだ。

おひひ~♪

なーんでこれに気がつかなかったんだろ。

屁散人の、


     ばかばかばかぁ~♪






屁見庵・芋煮汁 005.JPG





屁見庵・芋煮汁 012.JPG

昨日作った久しぶりの芋煮汁。んまかったなぁ~♪






タグ:屁見庵 芋煮
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あおばばばぁちゃん

おいしでしょうね!
芋煮は沢山作らないとおいしくないから、
鍋一杯作って正解だったと思うのです。
んで大勢で食べればもっとおいしい。
呼んでくれたら、誘い合わせて行ったのに。
by あおばばばぁちゃん (2009-12-02 10:07) 

屁散人

→あおばばばぁちゃん

んだ、んだぁ、たくさん作るとやっぱいろんな味が染みて、んまいよね。
ってか、作り過ぎは、また別の次元で、こりゃまたしばらくは食べ続けなければなりませんな。
バリエーションでいろんなもの継ぎ足して。
思いつきで作ったから、出来上がりは夜だった。
今度、やりましょかね、犬客んちで。

by 屁散人 (2009-12-02 17:52) 

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