江の島玄帝
昨日、K句会の江の島吟行に行ってきた。
強い西風が吹き荒れ、海も荒れて、ぞくぞくと白波が押し寄せてきた。
これが実に何ともいい。
江ノ電江ノ島駅に10時集合。
屁散人も含め7人の吟行である。
このうち、男は犬客と屁散人。
江の島の島内をそれぞれ勝手に吟行、12時締切で10句投句。
ただし、句にじぇったい「江の島」という言葉を入れてはダメねん、っつ制約を付けた。
K句会としては初めての吟行である。
いつもは持ち寄り4句であるけれど、今回は2時間で10句作らねばならない。
切羽詰まるとどうしても「江の島」と入れちゃうのではないか。
そこは避けたい。
すると、
「あの~、えのスパはいいんですよね?」
っつ質問。
えのスパは、最近出来た温泉施設である。
うぐぐ……
早速詰まる屁散人。
たすかに、「えのスパ」は「江の島」ではない。
「江の島にあるスパ」施設である。
いいかも~♪
すぐに負けてしまうわだす。
島内では一緒になったり、バラバラになったりで、句会場の「富士見亭」に集合。
犬客以外は、11時半すぎには集まり、足りない句を作り、推敲こいたりしている。
約束通り、12時にはほとんどが投句したが、一人だけ出来ないできないと嘆いている人がいた。
んが、ちょっと飲んだら元気が出たのか、エイヤッと投句、これでじぇんいん10句投句できた。
句会は食事後、清記→ノート書き込み→選と進行し、披講(選を読み上げること)→講評で終わった。
その間、だんだん風が強くなり、崖上にある「富士見亭」が音を立てて今にも、
バキッ
と海へ落ちそうだった。
十重二十重と押し寄せる波は、規則正しい間隔を保っているように見える。
規則正しく強烈にやってくる。
島からは江の島大橋を渡って出る。
夕日が箱根の方へ落ちてゆくところだった。
一層強くなった西風に煽られながら、夕日や富士を振り返り振り返り、そーして時折、風に飛ばされた波しぶきを浴びながら、ちょいと嬉しい気分で橋を渡ったのでした。
強い西風にくっきりと晴れ上がった富士山。
丹沢はもちりんのこと、箱根、伊豆の山々、湘南の海岸、大島も遠望できた。
第9弾 昨日のお貯め(○○を買おう! 8月16日開始)
お投入=104円~♪
ご累計=14,295円~♪
■昨日のあんよの歩き(目標1時間以上!)
3時間15分
・屁見庵→ヴェルニー→大滝町→若松トンネル→汐入→(浦賀道)→屁見庵
・屁見庵←→横須賀駅
・江ノ電江ノ島駅←→江の島島内