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なんちゃってCT


で、続き、どこからだっけ?

あ、そーそー、Y恐妻病院の脳神経外科の待合室にいたんでしたね。

どういうわけか、ここの照明は異様に明るく、つか明るすぎて、待っている間、本を読む気にもなれなかった。

小一時間待ったところで看護婦さんに呼ばれた。


「えと、ですね。先にCTを撮っていただきたいのですけど」

「あい」

「場所、分かりますか?」


と、看護婦さんは、


「緑色の線に沿って行っていただければ、放射線科に当たりから、そこで受付してください」


というので、廊下にある10センチ幅ほどの緑色の線の上を、直角に曲がっているならば、直角に曲がり放射線科の前に立った。

CT検査なんて初めてである。

どんなことすんだろう……。

広い屁屋に通されると、大きな白いドーナッツが目に入った。


「寝台に寝ていただいて、ほいからここに頭を入れていただきます。3分ほどで終わりますので」


と技師さんは言う。


「あ、靴は脱がなくていいですよ」


と、寝台の上の足の位置に、灰色のボール紙を二枚重ねて敷いてくれた。

他にダンボールを利用する人もいるのだろう、靴の跡がうっすらついている。

上着を脱ぐ必要も、パンテの匂いを嗅ぐ必要もない。

そのまんまの姿で寝台に横たわれば良ろしいという。

パンテ脱ぎたいのを我慢しつつ寝台に仰向けになると、胸のあたりをベルトで軽く固定されただけで、白いドーナッツが頭の上を動いたのか、寝台がドーナッツの中に入ったのか分からぬまま、撮影は直ぐに終わってしまった。

3分かかる、って言ってたのに、1分もかからなかったような気がする。


     屁散人の頭ん中、空っぽだったんだ……


という思いが空っぽの頭をかすめる。

んでなければ、何でこんない早く終わっちゃうのか。

所要時間3分のところが1分以下しかかからないっつことは、脳みその量が一般人の3分の1以下っつことではないか。

うなだれつつ、再び脳神経外科の待合室に行き、呼び出しを待つ。

しばらくして看護婦さんに、


「処置室へ行ってください」


と言われた。


     え? 診察室じゃないの?


処置室というのはどんなところだろう。

診察室とどこが違うのだろう。

診察室は、文字通り診察する屁屋であろう。

処置室は、なんかの処置をする屁屋だろう。

診察と処置、この違いは何か?

処置は、傷かなんかの手当をするところではないのか。

っつことは、屁散人の頭ん中はすでに傷だらけ、頭をドリルで開けられ、頭蓋骨をパカっと外され、脳みそグリグリされてしまうに違いない。

刑場に引かれる罪人のごとく、うなだれ2乗で処置室に向かう。

中に入ると、パソを目の前に痩せた医師が坐っていた。

左横には、今撮ったばかりの屁散人の脳みそCT写真が貼り付けてあった。


「見たところ、特に異常はありませんね」

「あい」

「ここに黒いのがありますけれど、これは昔の脳梗塞の痕でしょう。今のはありません」


見れば、真ん中辺に黒っぽい点がある他は、イカのはらわたの輪切りのような、滑らかで綺麗な脳みそであった。


     脳みそをジュルジュル吸いたい! 


と思ったほどだ。

それほど滑らかだった。

すかそ、この顔色の悪い若い医師は屁散人の顔を見ようともしない。

パソに目が釘付けである。

それはともかく、とりあえず医師は、血液サラサラにするための薬を10日分処方してくれた。

そして念の為に、来週早々恐妻病院分院でMRIを撮り、その結果を元に4月5日、正式な(?)診察を受けてください、と。


     (続く、と思う♪)




 ☆コメント欄が消えてしまって回復出来ませぬ。

  エロエロやってみるんだけど、出てこないので、もちっと待っててね。




ビーズ・ガリバー動画・おじさん 015.JPG

屁見駅から屁見庵のある尾根を望む。
屁見庵は左上にあるけれども、木立に隠れて見えませぬ。
桜たちもも、昨日今日の雨風でじぇんぶ散っちゃっただろうなぁ。






 
[カメラ]第7弾 昨日のお貯め(電気カミソリを買おう! 目標11,000円 3月1日開始)

     お投入=151円~♪ 
     
     ご累計=4,098円~♪


■昨日のあんよの歩き(目標1時間以上!)  
  
 [ダイヤ] 1時間20分

 ・屁見庵→汐入

 ・京急田浦→屁見庵






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