ピヤコンの幻想
よこすか芸術劇場は、屁見庵から歩いて30分もかからないので、ちょくちょく出掛ける。
昨日は、午後3時から「クラシック名曲集vol.8」があったので聴きに行って来た。
ベートーベンとチャイコフスキーの曲だったなぁ、なんつて思ってたけど、ベトとベルリオーズだった。
自分の行くコンサートで何をやるのかをまーったく把握してない、かあいー屁散人。
演目は、ベートーベンのピヤノ協奏曲第5番とベルリオーズの幻想交響曲だった。
指揮・大友直人、管弦楽・東京交響楽団、ピヤノ・第4回野島稔・よこすかピヤノコンクール第1位の渡辺孝太郎。
正直、あんまし期待してなかった。
すかそ、演奏が始まると、
あ~~、いいなぁ~~♪
あの生の弦の響きのなんと美しいこと。
渡辺クンは、最初ちと緊張していたみたいだったが、だんだんほぐれてきて、安定した演奏になった。
屁散人の席は、前から5列目。
渡辺クンの表情が良く見える。
時々、ふーっと息をついているのが分かる。
ピヤコンの第2楽章冒頭の弦の素晴らしさは、思わず涙ちょちょになりそーだった。
ただ、席が前の方なので、指揮者はピヤノの陰になってしまい、膝から下と肩から上しか見えない。
静かな部分では、つか、かなり強烈な部分でも、指揮者は、
ただ立ってるだけ
としか見えない。
これって、奇妙な光景である。
そして、時折ピヤニストに向かって、うなづいたり、ビオラに向かって睨みつけたり、ただ立っているだけなのに、
自分の仕事はただ立っているだけではないのだ!
と主張はしているのもなんか変な感じだ。
がまぁ、これはピヤノで姿の大半が隠れてしまっていたから。
後半の幻想交響曲では、ピヤノが片付けられ、指揮者の全身が現れた。
大友さんは、指揮棒をもってない。
楽譜もおいてない。
すかそ、そのメリハリの利いた演奏は素晴らしいものだった。
前の席は、管楽器奏者がほとんど見えない。
これがちと残念ではあったが、姿が見えずとも、バリバリと大迫力で鳴る管楽器は大迫力だった。
音楽のことは良く分からないけど、統制がとれていて、すかもオーケストラの各人が、それぞれに力の限り謳いあげているような演奏だった。
ティンパニ素晴らし!
第5楽章の演奏の途中にもかかわらず、男の団員が一人、すたすた楽屋に引っ込んでしまった。
うぬ? 指揮が気に食わなくて引っ込んじゃったのだ!
「怒りの日」だ。
彼は怒っちゃったんだ。
と思いきや、楽屋の方から、
かーん かーん こ~ん♪
かーん かーん こ~ん♪
とベルの音が聞こえてきた。
なはは、団員は鐘を叩きに引っ込んだのだった。
めでたし、めでたそ~♪
生演奏はレコードやCDでは聞こえない音が聴ける。
特に、ピチカートやピアニッシモなんかがちゃんと聞こえてくれるのが、んとに素晴らしいし、嬉しい♪
満60歳まであと1か月余。
今日を皮かむり……皮きりに、これからはコンサートを出来るだけ聴きに行きたいと思っている。
すでに今年は2つチケットをゲットしてあるが、もちっと増えそうだ。
よん♪
おととい(6日)がオヤジの命日だということをすっかり忘れていた。
先月29日に13回忌をお寺でやったから、まぁ良いとしても、どーしてこーオヤジの命日って忘れちゃうのかなぁ。
毎年毎年、忘れちゃう。
金木犀が咲きだすと、その香りで思い出すんだけど、金木犀、屁見庵に無いし、近所でもあんまし見ない。
オヤジっつのは、損な役割なのかもしんないな。
真ん中で手拍子打っている写真がオヤジで、左は、お袋と柴犬のタロウ、右は、水眠亭での、かあいー(かった♪)屁散人。
第6弾 昨日のお貯め(ガスレンジを買うぞ! 目標35,000円 8月30日開始)
お投入=115円~♪
ご累計=5,658円~♪
■昨日の運動(1月1日より 目標年間通算各10,000回!)
・腹筋=0回 通算=240回
・腕立て伏せ=0回 通算=390回
・背筋=0回 通算=280回
■昨日のあんよの歩き(目標1時間以上!)
2時間20分
・屁見庵→池上7~5~4~3丁目→金谷→坂本→坂本トンネル→屁見庵
・屁見庵←→汐入
2012-10-08 04:40
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コメント(4)
ピヤノではなくピアノではないですかね? ダイアをダイヤと言うのとはチト違う!
by じゅえりー八王子 (2012-10-08 09:14)
外国のオケだと、出番が終わるとさっさとパーカッションの人が引っ込むなんてことはあるけどね。
出番がほんのちょっとだけなのにじーっとしてなきゃいけないなんて演奏より大変そう。
それから、土曜日の演目はヴェネツィアといえば外せないビバルディーなどでした。
by あおばばばぁちゃん (2012-10-08 19:31)
→ジュエリ・八王子さん
なはは、そうですな、んとはピアノ。
屁散人は、ピヤノでもペアノでもいいんだけど、癖でピヤノにしてしまいますた。
ご勘弁のほどを♪
by 屁散人 (2012-10-09 07:57)
→あおばばばぁちゃん
へぇ、外国ではそーなんだ。
確かに、一回だけパシャンとやってじっとしてるのは辛いかもね。
でもまぁ、働かずしてただで自分のオケを聴かせてもらってる、といえなくもない。
幻想交響曲では、ハープ(2台)が確か1楽章分しか出番がなかったような……。
なるほど、ヴェネツィアはビバルディでしたか!
by 屁散人 (2012-10-09 08:00)